【対象者】
1歳に至るまでの方

【病気の概要】
結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こる病気です。
結核菌は主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状を呈することが多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。特に、小児では症状が現れにくく、全身に及ぶ重篤な結核につながりやすいため、注意が必要です。(引用元:厚生労働省ホームページ)

【接種後の副反応について】
・BCGワクチンを接種してから2週間くらい経つと、針の痕に一致して発赤や硬結が生じ、その後化膿してかさぶたを作ることがあります。このような反応は、BCGワクチン接種後には一般的にみられるものであり、特に接種後5~6週頃に最も強く現れるとされています。
・通常は、接種した場所を清潔に保つことでこれらの症状は治りますが、数か月以上に渡りジクジクしている場合や、針の痕が互いに癒合して大きな潰瘍になってしまった場合には、稀に治療をすることもありますので医療機関を受診してください。(引用元:厚生労働省ホームページ)

【コッホ現象について】
・上記の様な症状は、接種してから5~6週頃に最も強く現れるとされていますが、結核に感染している人にBCGワクチンを接種した場合、接種してから1週間~10日以内(多くの場合は3日以内)に同じような症状がみられることがあります。一種のアレルギー反応によるものと考えられていますが、このような現象を「コッホ現象」と呼びます。
・コッホ現象は結核菌に似た菌(非結核性酸菌)に感染した場合でも発生することがあるので、必ずしも結核に感染していることを意味するわけではありませんが、このような症状が発現した場合には、速やかに医療機関を受診してください。

【標準スケジュール】
・標準的には生後5か月~8か月に達するまでの期間に1回接種します。
・青梅市健康センターでは月に1〜2回集団接種を実施しております。

【通知】
・生後3か月頃に、3~4か月児健康診査の受診票と同封してご案内します。
・予診票に印字されている接種指定日でご都合がつかない場合には、健康センターにお問い合わせください。
・予約は不要ですが、お子様が生後5か月から1歳に至るまでの月齢でないと、公費による接種はできません。(青梅市健康センターでの接種も不可となります。)


お問い合わせ
青梅市健康センター 電話0428-23-2191